

ジェフ・ブリッジス
『恋のゆくえ』のジェフは、彼の持つデカダンスを全面開花させた映画として印象深い映画でした。
演技という点では兄貴のボーに完全に負けたかもしれません。
しかし、ジェフがこの映画で見せた退廃的な色気は、アメリカの男優には希少なものでした。
その都会調から一転、土臭い男をウォーレン・オーツ的に演じた『ラスト・ショー2』へ。
彼は本当に幅の広い役者だと思います。
『ラスト・ショー』の元気少年は、『ラスト・ショー2』の中年ダメ男になってしまいましたが、ジェフは俳優として、実にうまく年をとっています。
いつも平均点をとってしまうので印象が薄いのが残念ですが、それもいかにもジェフらしい点と言える、俳優として誇らしい部分なのかもしれません。
